親を介護してみて思うこと
今まで母としてこなして来た事が、ひとつずつ
出来なくなってくる
それが、母にとっては屈辱でもあり情けなくもある
料理をはじめ、歩く事も、持ち上げる事も出来なくなって、本当に何も出来なくなってきた
記憶も途切れ、理解力も著しく衰えて、目は見えなくなり、耳も片方聞こえなくなり…
何度も同じ事を言い聞かせる。
それでも同じ事を繰り返してしまう
介護する側からすれば、本当に腹が立つ
でも…母からすれば「何か役に立たなきゃ」と
思うのだろうが、実際は手間が増えるし、危険だからやめて欲しい。
そんな現状を本人も理解していて「死にたい」と希死念慮が日増しに強くなっている
よく「一日でも長生きして!」と子供が言うと、いかにも親孝行のようだけれど…
日々、記憶が曖昧になり、思い通りに動かない身体
様々な意欲も薄れて行く自分を想像してご覧?
ましてやベッドから離れられなくなったら尚更だ
長生きして!は子のエゴだ
動き回れて、色々な物が食べられて綺麗な景色が
観られるなら「もっと楽しんでやれ!」と本人も
思うだろう
でも、子供の負担になっている、何もしてあげられないお荷物…そう感じたら、死にたい…と思うのも
仕方ないのじゃないかな?
「親に死ね!と思うなんて信じられないっ!」と
ヒステリックに喚く方が居たけれど…
何度も言うが、相手の立場で考えてあげなよ!
アナタの気持ちじゃないんだよ!!
なんか不愉快